星の話と茶の湯

あれがない
これがない
と、不満ばかりたれていてもいけないのですが

生まれてからずっと
星の見えない街で暮らしていることに
時々がっかりします

とは言っても
満天の星空で
星座を見つけ出せるほど
星をよく知っているわけでもないのです


少し前から
「スターチャート」というアプリを入れていて
これが、自分の見ている方角に
携帯をかざすと
そこに出ている(はず)の
星や星座が表示されるんですね
すごい
よほど明るい星は近所でも見えるので
そこにタッチすると
その星の名前や
何万光年遠くにあるのか
何等星の明るさなのか
など、教えてくれるんです

しかも
足元にかざすと南半球
地球の裏側にある星空まで
出てしまうという
遊び心があって気に入っています

私はまー、天邪鬼なので
天体。。。とまで言わなくても
星空観測くらいは趣味にしたいなぁ
と、思っていた矢先に
「宙女」と、いう分類言葉が出来て
なんだか「なーんだ」とか思って
友達との話題に星の事があがっても
「ふーん」とか言って、言わない人なんですが 笑
ひっそり晴れた夜は
携帯を空にかざして遊んでいます

歴女とかリケジョ(理系女)とか
女性をブームにのっけたいのはわかるけれど
あまり、言葉で区切らないでほしいと思います

似た趣味趣向を持つ人たちはいる
けれど、同じ服を着て同じ道具を持って同じ場所に通うわけじゃない

荒く広く分けることはあっても
細かく言葉で区切られると
窮屈でつまらない

と、そんな分類言葉に窮屈さを感じる
自分もまた、つまらないのかもしれないけれど!

などなど

人に迷惑をかけない趣味で
日々を少しだけ豊かに過ごしたいものです


*

今私が勤務している図書館は
仁徳天皇陵のある大きな公園の中にあるのですが
ここは千利休ゆかりの町
と、いう事で
週末は「大茶会」という催しがありました

公園内には日本庭園もあるのですが
そこだけでなく
かなり広範囲にわたり茶会用テントや番傘が設営されて
琴の音が響く園内は
和服姿の人たちで賑わっておりました
出張の人力車なども来ており
普段、太極拳の人たちや囲碁の会で
だらりとゆるやかな園内が
初めて見る渋さでした


お茶とお菓子をいただく
って、カフェでさらっとできる事ですが
作法にならい、意識して趣を感じるのは
きりっとします

器を愛でて、菓子に季節を見る

高校時代、茶道部の副部長でした 実は
大きな茶会は初釜くらいでしたが
17歳やそこらで、慣れない茶会に出席しても
足の運び方や、器の回し方(笑)、菓子の食べ方
それらに気を取られて、緊張で味も感想もない状態です
今思うと、まあ勿体無い

いつか機会があれば
今度は一服を愉しむことができる気がします

週末の催しはまた、仕事合間の休憩で
急いで会場を歩くだけで終わってしまいました

そんな先日の話



独り身である身軽さもありますが
最近、歳をおうごとに
興味があちらこちらへ飛んで行きたがります
それら、すべてをするには
足りないものもあるけれど
できることも あるのです
その事が愉しくも、時々途方に暮れて

けれど、何かをやってみたい と
その気持ちが
単調な毎日を明るくする気がします
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by lupuss | 2012-10-23 17:57